スマホカテゴリーのショップとして
業界トップを走り続けることが目標
ECサイト運営とプラットフォーム事業の
「二刀流」を分社化
――御社はネットショップの運営と一元管理システム「ネクストエンジン」の事業を分社化するそうですが、ネクストエンジンの『今』を教えてください。
ネクストエンジンは、2022年4月時点で契約社数5,417社、約36,000店舗以上のショップが利用しています。
これまでは一元管理システムとして利用者の利便性を高めるため、受注処理や在庫管理、商品管理などの手間や時間短縮ができるようシステムの更なる強化を行ってきました。Qoo10とのデータ連携も強化が進んでいます。
また、2021年4月にはサービスのリブランディングを実施し、「せかいであそぼ。」というブランドメッセージのもと、効率化・自動化の先にある「体験」を追求し、EC業界全体の成長・拡大を推進するサービスを目指しております。
将来有望なECモールとして
Qoo10に出店。 メガ割で売上拡大
――Qoo10に出店を決めたきっかけについて教えてください。
当店は2009年に出店を果たしました。出店した理由は、多店舗展開の一環として新たな販路を探していたからです。また、ネクストエンジンの連携先として、将来有望なECモールを探していた時にQoo10の存在を知ったのもきっかけのひとつでした。
結果として、Qoo10のショップは弊社において今もっとも勢いのある売り場になっています。
――Qoo10での主力商品と、ショップ運営状況について教えてください。
当店の売れ筋商品は「iFace Reflection」というスマホケースです。強化ガラスを利用しており、耐衝撃性と持ちやすさが好評のiFaceシリーズで、背面に強化ガラスを利用しているクリアケースとなり、オリジナルでデザインをカスタマイズできるのが特徴です。Qoo10だけでなく他のモールでも一番売れている当店ナンバーワン商品です。
Qoo10が便利な点は、楽天市場の商品ページデータを利用してQoo10の商品ページを作成できる事です。もともと楽天市場に出店していたので、Qoo10への商品登録はCSVでとても簡単に行えました。
また、Qoo10はとてもメリハリのあるモールで、メガ割などの大型セールにリソースを集める事で売上獲得がしやすいモールです。
トレンドに敏感なQoo10ユーザーは
新製品への反応が良い
――Hameeのブランド販売戦略について教えてください。
弊社の主な商品は自社開発のオリジナル商品です。自社開発の強みを活かし、受注から出荷、顧客対応までワンストップで対応しています。お客様に安心して利用していただく事はもちろん、お客様からのご要望を新たな製品開発に直接反映できる所もHameeの強みだと考えています。
――楽天市場などのECモールに多店舗展開されていますが、Qoo10と他のECモールの違いについて教えてください。
他のモールと比較してQoo10のお客様は若い女性が多いです。楽天市場は主婦の方が多く、Yahooショッピングは少し年代が上の方が多い印象です。当店ではau PAYマーケットのユーザー層が一番Qoo10に近い印象です。
また、新商品を販売した際、反応が良いのがQoo10のお客様というケースがあります。当店では韓国のBTS TinyTANの公式スマホケース・スマホアクセサリーも販売していますが、Qoo10がよく売れています。韓国系のトレンド商品は反応が良いですね。
他のモールと比較して、Qoo10は
一番勢いがあるECモール
――他のECモールと比較したQoo10の特徴について教えてください。
「メガ割」のインパクトが本当に凄いです。例えば特集ページに掲載された時は、売上が通常の10倍以上になりました。楽天スーパーセール時と比べると、メガ割の反響は驚くほど大きいですね。
それと「ブランドプロモーション」という、Qoo10のトップページにショップへのリンクが一週間掲載される広告の反響が大きかったです。ブランドプロモーションでの成功も、担当営業の方にはいつも感謝しています。
コスト面では、Qoo10は初期費用や月額固定費はかかりませんし、売れた時だけ手数料がかかる仕組みですね。
それから、ショップ運営の際、配送対応やお客様からの評価に応じて「サービスポイント』が付与されるのはQoo10だけの仕組みです。貯めたサービスポイントは、Qoo10の広告費用に充てられるので、効率よく売上アップできるのも魅力ですね。
――自社ECサイトとECモールの使い分けについて教えてください。
弊社は多店舗運営していますがショップの「ブランドイメージ」を統一しています。
ECモールにはそれぞれの売り場に固定のお客様がいるので、多店舗運営によって沢山のお客様と出会う事ができます。
自社ECサイトはグーグルで商品を探すお客様をターゲットに運営していますが、集客のためにグーグル広告費を使っています。一方、Qoo10はメガ割の影響力が大きく、特別な広告を利用しなくてもメガ割の集客力だけでも売上を作れるのも魅力です。
メガ割が特に弊社のQoo10実績を牽引してくれており、勢いがあります。
スマホカテゴリーのトップを走りながら
ネクストエンジン事業の更なる拡大を目指す
――Hameeの今後の目標について教えてください
Hameeはこれからもスマホカテゴリーのショップとして業界トップを走り続けることを目標にしています。
分社化するネクストエンジンとしては、自動化や効率化といった「機能性」にとどまらず、「自由・遊び・楽しさ」といったECを通じた「体験」の価値をこれまで以上に追求し消費者ファーストの進化成長を目指します。
ブルーオーシャンでビッグチャンスを
つかめる可能性も!?
――これからQoo10への出店を検討されている方にメッセージをお願いします。
私個人としては国内のECモールの中で、Qoo10がおすすめのモールです。理由は、いい意味で「未開」の部分が多いモールだからです。たとえ他のモールで一番になれなかったとしても、Qoo10なら一番になれるかもしれませんよ。
ECモールの中ではブルーオーシャンと言える売り場ではないでしょうか。新たな販路を探しているEC事業者の方はぜひQoo10への出店を検討してみてください。思わぬ「ビッグチャンス」があるかもしれませんよ。
また、ネクストエンジンもあわせてご利用いただければ、運営するECモールがひとつ追加されても増える手間は一部ですみます。ネクストエンジンとQoo10とのデータ連携はさらなる自動化を目指しておりますので、これからEC事業を大きくしていきたい方は、ぜひは、ネクストエンジンの利用もご検討ください!